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不登校の悩みについて

不登校かなと思ったら

不登校には前兆期と言われる時期があります。学校帰りの様子が少しおかしかったり、朝になると顔色が悪かったり、今までにない変化が見られた時は、それは子どもから無言のうちに発せられている何らかの「サイン」ですので、気をつけてみる必要があります。学期や学年の変わり目には特に子どもに大きな負担がかかりますので、注意深く見守ってあげて下さい。
学校に対して否定的な気持ちを抱いている場合でもこうした前兆を見逃さなければ不登校に至ることを防ぐことができます。不登校になる前に、子どもとじっくり話す時間が作れれば、不登校を未然に防ぐチャンスです。家学は不登校の前兆期から、不登校にさせないためのフォローをしていくことができます。不登校になってからでは対応が後手に回ってしまう可能性やまた不登校がきょうだいへ影響を与えることがありますので、早めのご相談をお待ちしております。

不登校が続いている方

不登校が長期間にわたってしまう場合、ひきこもりへと発展する可能性が高くなります。家学の統計でも、学校復帰に要する期間は9ヶ月以内の子どもたちがほとんどです。ひきこもりになってしまうと、外出することや知らない人に合うことが怖くなり、生活空間が自宅のみ、あるいは自室のみになることもあります。極端な例では自宅のトイレに行くことさえ怖くなるというケースもあるのです。これらは社会生活から遠ざけられた結果、対人恐怖的な面が強くなり、行動範囲や対人関係が極端に狭くなってしまっているのです。こうした場合、家学は訪問型の支援ですので、安全な自宅とは言え、まず他人に会うという壁を乗り越えなくてはなりません。不登校の期間が長ければ長いほど人に会うことに抵抗を感じるようになりますが、子どもに出来る限り警戒心を持たれないこと、誠心誠意今の状況から抜け出すために協力しようとしていることを子どもにわかってもらわなければなりません。時間がかかることですが、繰り返し訪問をし、手紙を書き、様々な手段で子どもにアプローチしていくことが大切ですので、諦めずご相談ください。

うつ病と不登校が関連している場合

うつ病の症状が、不登校という形で現れていることも少なくありません。現に家学で頑張っている生徒の中にもうつ病(気分障害)と診断され、投薬やカウンセリングを続けている子どももいます。家学は医療機関ではないため診断をすることはありませんが、そうした子どもたちに合う支援は何だろうかと日々研究を重ねています。主治医、あるいはカウンセラーの先生の診断に優先順位を置き、どうした方法が最適のかかわりか、保護者の方と相談しながら支援を進めています。
逆に家学に最初に相談して下さり、お話を伺う中で、うつ病やその他の精神疾患が疑われる場合は、医療機関の受診を勧めており、最適で出来る限り短期間の助走で復帰が出来るようサポートしています。

発達障害と不登校が関連している場合

発達障害と不登校には大きなかかわりがあります。不登校の子どもの約5割に何らかの発達障害が見られるという研究報告もあります。しかし発達障害の診断はデリケートなものであり、境界線上に位置する子どもたちには特に診断を与えないように医師の方が配慮するケースも少なくありません。やはりそこには発達障害と言われることで、保護者の方が障害を受け止めきれないケースがあるからです。家学でも、保護者の方とお話しさせて頂いて発達障害が疑われるときでも保護者の方が疑問を持たれていない場合、勝手に受診を勧めることはありません。もちろん支援の上で、障害の特性が明らかになっていた方がその子その子にあった支援が可能になりますから、デリケートな問題ですが、ホームページ上で情報公開をすることで関心を持って頂きたいとの思いから文字にしたためました。既に医師やカウンセラーの診断を受けている場合、事実は事実として受け止め、その障害にあった支援を行いますが、それよりも大切なことは障害もその子の個性であると受け止める姿勢を持つことです。障害を持っていることで「自分は他の子と違うんだ」と自信を失っている子どもたちも多いのです。家学では発達障害という言葉に囚われることなく柔軟な支援を心がけています。

どこにも所属が決まっていない方

学校やフリースクール、予備校、その他塾など、どこにも所属がなく不安だという方に、「家」を基盤として次の進路に備えること、つまりホームスクーリングを提案します。ホームスクーリングとは世界的には個性を尊重するため、学校のカリキュラムに縛られない自由な教育を肯定することが多いですが、現状の日本においては、ホームスクーリングは一般的でなく、「ただ家にいるだけ」と誤解されることもあります。しかし日本のホームスクーリングに必要なことは、様々な理由で不登校になってしまった子どもの存在を肯定し、教育の機会を与えることだと考えています。現実に得られた学力は子どもの将来を支えるものになり、自分自身の将来を歩んでゆく力となります。まずは安全で一番安心できる家庭を基盤とし、家学に所属している一員なのだという思いを思って、将来のための準備を一緒にして頂ければと思います。

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